
リフォームに際し、重要なのが業者選びです。そこで今回は、会社案内や見積もりなどから、「安心できる業者」を見極めるポイントを教えます。
たいていの企業には「会社案内」というものがあります。会社のプロフィールなど様々な情報が載っていて、いわば会社自身の「名刺」のようなもの。「自分が誰なのか」を知ってもらうと同時に、リフォームを依頼する場合の業者選びにおいて参考になるものです。例えば、初めて工務店の方と会った場合、話だけでは分かりにくいこともあるでしょう。人間は耳よりも目から入る情報の方が何倍も頭に入るからです。そのため、「説明したはずですが…」というトラブルが起きる前に、書いたものを見せることはとても必要です。特に、リフォームのような大きい買い物は、「いかに安心してその会社に頼めるか」が非常に大事なので、少しでも安心できる“証拠”を集めた方が良いでしょう。大手会社の立派な会社案内を見ると、素晴らしい会社沿革や理念、現況、ビジョンなどが掲げられています。しかし、その会社案内を見て、実際に頼もうと思う人はなかなかいません。本来、会社案内は新卒者や取引先に配るもの。「こんな立派な会社ですからぜひ取引しましょう」といった内容で、どちらかといえば男性的に作られています。ところが、リフォームでは我が家の生活スタイルをすべて見せることになるため、一番大事なのは安心感。それを分かりやすく書いてあるような会社案内は、お客様の心理をよく理解している会社といえるでしょう。経営者の思い、会社のスタッフ、施工事例、お客様の声などが入っていれば、比較的お客様が得たい安心感に応えようとしている会社だと思います。顔や名前が出ていればなおさらでしょう。
リフォームの契約前に、詳細見積もりやパースなどをお渡しすることがあります。これは高価な買い物を失敗しないための安心できる情報収集の一つです。では、どこまでが無料でどこからが有料なのでしょうか。一般的には、プランニング、平面図、概算見積もり、プレゼンボードなどは無料の場合が多いのですが、中には全部無料で行っている会社があります。このためにどれだけの時間と人件費がかかっているのでしょうか。お客様側は気に入らなければ他社に依頼すればよいことですが、会社側はその対価をいただくことはできません。そこで会社はどうするかというと、受注できなかったお客様にかかったコストは、実は他の契約していただいたお客様から間接的にいただくことになるのです。このことは業界でも大きな問題になりつつあります。そこで、最近では詳細見積もりに入る前に、プラン、平面図、概算見積もりの段階で業者選定されるケースが増えてきました。費用を最小化し、経費をできるだけ抑えるためです。契約成立に多くの費用をかける業者より、お客様と本当の意味でパートナーになってから力を入れてくれる業者を選びましょう。
失敗しない業者選びのポイント